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集客と発信

Googleマップの店舗情報、まず何を直す?小さなお店が無料でできる集客の基本

公開:2026年10月13日

初めてのお客様は、店に来る前にスマホでいろいろなことを調べます。

今日は営業しているのか。場所はどこか。どんな雰囲気のお店なのか。

そのとき、よく見られるのがGoogleマップの店舗情報です。

私も小さなお店を10年間運営していますが、開業したころは最低限の情報を登録しただけで、何年もほとんど触っていませんでした。

それでも、「Googleマップを見て来ました」というお客様は少なくありませんでした。

せっかく興味を持って調べてもらえたのに、情報が古かったり、お店の様子がわからなかったりするのは、もったいないことです。

Googleマップの店舗情報は、「Googleビジネスプロフィール」という無料のサービスで管理できます[1]。

この記事では、私自身の経験も交えながら、小さなお店が最初に確認しておきたいことと、無理なく情報を整える方法を紹介します。

この記事でわかること

  • Googleマップに自分の店が登録されているか確かめる方法
  • 最初に直したい3つの情報
  • 写真や口コミを整えるときのポイント
  • AIを使って店舗情報の管理を楽にする方法

まずは、Googleマップで自分の店を検索してみる

最初にやってほしいのは、Googleマップで自分のお店を検索することです。

実は、店主が登録していなくても、Googleマップにお店の情報が掲載されていることがあります。

Googleは、ホームページなどの公開情報や、利用者から寄せられた情報をもとに店舗情報を作ることがあるからです[10]。

自分のお店が表示されたら、営業時間や写真、口コミなどを一度見てみてください。

私も久しぶりに店舗情報を開いたとき、知らないうちにお客様の口コミや写真が増えていて驚いたことがあります。

自分で店舗情報を管理できるようにする

Googleマップの情報を店主が管理するには、Googleビジネスプロフィールのオーナー確認が必要です。

今の状況によって、最初にすることが変わります。

お店の状態最初にすること
Googleマップに載っていない新しく店舗情報を追加する
載っているが管理していない店舗情報の管理を申請する
以前の担当者や業者が管理しているオーナー権限をリクエストする
自分で管理している登録内容の確認へ進む

オーナー確認には、電話やメール、動画などの方法があります。
どの方法を利用できるかはGoogle側が決めるため、画面の案内に沿って進めます[2]。

詳しい手続きは、Googleビジネスプロフィールの公式ページから確認できます。

登録もオーナー確認も無料です[1]。

最初に直したいのは、営業時間・場所・連絡先

Googleビジネスプロフィールには、写真やサービス、投稿など、さまざまな項目があります。

全部を一度に整えようとすると、それだけで大変です。

私がおすすめしたいのは、お客様が来店するときに困らない情報から直すことです。

まずは、この3つを確認します。

項目確認すること
営業時間曜日ごとの営業時間・定休日・祝日・臨時休業
場所住所・地図のピン・入口の位置
連絡先電話番号・ホームページ・予約先のリンク

1.営業時間は、祝日や臨時休業まで確認する

Googleマップで「営業中」と表示されていたのに、お店に行ったら閉まっていた。

お客様にとっては、かなり残念な経験になります。

実際、知り合いのお店で、Googleマップでは営業中となっていた日に店が閉まっていて、来店したお客様から星1の口コミが付いてしまったことがありました。

私自身も、祝日の営業時間を登録し忘れて、営業しているのにGoogleマップでは「休業」と表示されていたことがあります。

営業しているのに、休みだと思われて来店してもらえない。それも大きな機会損失です。

Googleビジネスプロフィールでは、通常の営業時間とは別に、祝日やイベントなどの「特別営業時間」を設定できます[3]。

臨時休業や営業時間の変更が決まったら、ホームページやSNSでのお知らせと一緒に、Googleマップの情報も直すようにしています。

2.住所だけでなく、地図のピンも見る

住所が正しくても、地図のピンが建物の裏側や違う入口に表示されていることがあります。

特に、複数の店舗が入っている建物や、入口がわかりにくい場所では注意が必要です。

実際にGoogleマップで経路を表示してみて、初めて来る人が迷わずたどり着けるかを確認します。

必要であれば、入口の写真も追加しておきましょう。

3.電話番号やリンクが正しいか確認する

電話番号やホームページのアドレスが古いままになっていないでしょうか。

予約が必要なお店なら、予約ページへのリンクも確認しておきたいところです。

また、営業時間や電話番号を変更したときは、Googleマップだけでなく、ホームページやInstagramなどの情報もそろえます。

情報が媒体によって違っていると、お客様はどれを信じればよいかわかりません。

まずは、こうした基本情報を正しくしておくことが大切です。

次は、どんなお店なのかを伝える

営業時間や場所が正しくなったら、次はお店の特徴を伝える情報を整えます。

店の説明は、初めてのお客様の目線で

Googleビジネスプロフィールには、お店の説明を載せられます。

ここでは、店主が伝えたいことだけでなく、初めての人が知りたいことを意識するとよいと思います。

例えば、「アットホームなお店です」という言葉。

悪い表現ではありませんが、それだけでは、どんな人が利用できるのか、少し想像しにくいかもしれません。

それよりも、

「お一人でも気軽にご利用いただけます」

「初めての方には、スタッフが使い方をご案内します」

といった具体的な説明があると、自分が利用する場面を思い浮かべやすくなります。

もちろん、お店によって伝えたい内容は違います。

どんな商品やサービスがあるのか、どんな人に利用してほしいのか。
普段お客様からよく聞かれることを思い出すと、説明文も考えやすくなります。

なお、店名やカテゴリも実際の事業内容に合わせます。
検索で目立たせるために、正式な店名にない地域名やサービス名をむやみに付け足すのは避けましょう[4]。

写真は、まず4種類を意識する

Googleマップでは、お客様が投稿した写真も表示されます。

私のお店でも、開業して間もないころは写真を撮る余裕がなく、ほとんど登録していませんでした。

その間に、お客様が写真を投稿してくださっていたんです。

ありがたいことですが、中には暗かったり、ぶれていたりして、店の様子が伝わりにくいものもありました。

そこで、お店の側でもきちんと写真を用意することが大切だと感じました。

まずは、次の4種類がおすすめです。

写真伝えたいこと
外観お店を見つけやすくする
入口どこから入ればよいか
店内広さや雰囲気
商品・サービス何が買えるか、何を体験できるか

飲食店なら料理、美容室なら店内や施術スペースなど、業種に合わせて選びます。

大切なのは、実際のお店の様子がきちんと伝わること。

Googleも、写真は明るく鮮明なものを使い、過度な加工を避けるよう案内しています[5]。

必ずしもプロに撮影してもらう必要はありません。
スマートフォンでも、明るさや構図を意識するだけで、印象はかなり変わります。

口コミは、まず今あるものに返信する

Googleマップで気になるのが、口コミではないでしょうか。

口コミを増やすことも大切ですが、私なら、まず今ある口コミに返信するところから始めます。

うれしい口コミには、感謝の気持ちを。

厳しい口コミには、内容をきちんと確認して、できるだけ冷静に返す。

言葉にすると簡単ですが、実際はなかなか難しいものです。

特に、厳しい口コミを読むと、やっぱり気持ちが沈んでしまいます。

一生懸命お店を続けているからこそ、言いたくなることもあります。

でも、その気持ちのまま返信するのは避けたいところです。

私は口コミの返信にもAIを使っています

今は、口コミの返信文を考えるときにもAIを使っています。

口コミの内容をもとに、落ち着いた文章の叩き台を作ってもらいます。

もちろん、そのまま貼り付けるわけではありません。

実際とは違うことが書かれていないか、約束できないことを言っていないかを確認して、自分の言葉に直してから返信します。

厳しい口コミでも、いったんAIに文章を整理してもらうことで、少し距離を置いて考えられるようになりました。

口コミを書いてくださった方だけでなく、そのやり取りをこれから来店するお客様も見るかもしれません。

だからこそ、丁寧に向き合っていきたいと思っています。

口コミをお願いするときの注意点

Googleでは、お客様に口コミの投稿をお願いすること自体は認められています。

店頭に口コミ用のQRコードを置いたり、リンクを案内したりすることもできます[7]。

ただし、割引や無料サービスなどの特典と引き換えに口コミをお願いすることは禁止されています[7]。

口コミは、実際に利用したお客様の率直な感想であることが基本です。

店舗情報の管理も、AIに手伝ってもらえる

Googleマップの情報を整えるとき、意外と時間がかかるのが文章を考える仕事です。

お店の説明、口コミへの返信、イベントや臨時休業のお知らせ。

私も、こうした文章を考えるときにAIを使っています。

例えば、次のように相談できます。

AIへの相談例

小さなお店を経営しています。

Googleマップに掲載する店舗紹介文を作りたいので、私のお店について質問してください。

初めてのお客様が、お店の特徴や利用するイメージをつかめる文章にしたいです。

いきなり文章を書いてもらうのではなく、AIに質問してもらいながら内容を整理する方法です。

ほかにも、口コミの返信案や、臨時休業のお知らせを考えてもらうことができます。

GoogleのAI「Gemini」でも、対象となるアカウントではビジネスプロフィールを連携し、情報の更新や口コミ返信、投稿の作成などを行える機能が提供されています。
ただし、利用条件があり、段階的に提供されているため、すべてのお店で使えるわけではありません[9]。

AIを使う場合も、営業時間や料金などの事実は最後に自分で確認します。

お客様の個人情報を含む内容を入力するときは、利用するサービスのデータの取り扱いにも注意が必要です。

Googleマップとホームページ、それぞれの役割

Googleマップの店舗情報は、とても便利です。

営業時間や場所、写真、口コミなど、お客様が知りたい基本的な情報をまとめて見られます。

ただ、それだけでは伝えきれないこともあります。

例えば、料金の詳しい説明や、初めて利用するときの流れ、お店を始めた理由や大切にしていること。

こうした情報をしっかり伝えるには、ホームページが役立ちます。

私自身、店舗集客にホームページは欠かせないものだと考えています。

ホームページ制作の知識はありませんでしたが、今はAIの力も借りながら、自分でお店のサイトを作ったり、内容を見直したりしています。

Googleマップで興味を持ってもらい、もっと詳しく知りたい方にはホームページを見てもらう。

それぞれの役割を考えながら、情報を整えるようにしています。

最初から全部やろうとしなくてもいい

開業したころの私は、Googleマップに最低限の情報を登録しただけで、長い間ほとんど触っていませんでした。

毎日の営業で手一杯だったこともありますし、そもそも何をすればよいのか、よくわかっていませんでした。

でも、Googleマップを見て来店してくださるお客様がいる。

それなら、せめて間違った情報は載せないようにしたい。

そう思って、営業時間を確認し、写真を見直し、口コミにも返信するようになりました。

最初からすべてを完璧に整える必要はないと思います。

まずは、自分のお店を検索して、今どんな情報が表示されているか見てみること。

そこから、気になるところを一つずつ直していけば十分です。

よくある質問

Googleマップへの店舗登録は無料ですか?

はい。Googleビジネスプロフィールへの登録やオーナー確認、基本情報の編集は無料です[1]。

Googleビジネスプロフィール公式サイトから始められます。

Googleマップに載っているのに、編集できません

オーナー確認が済んでいない可能性があります。

また、以前の担当者や業者が管理している場合は、現在の管理者に権限をリクエストする必要があります[1]。

口コミに返信すると、検索順位は上がりますか?

返信しただけで順位が上がると保証されているわけではありません。

Googleはローカル検索の順位について、主に「関連性」「距離」「知名度」を判断材料にしていると説明しています[8]。

口コミへの返信は順位対策だけでなく、お客様とのコミュニケーションとして大切にしたいところです。

Googleマップの管理に有料ツールは必要ですか?

基本的な店舗情報の管理は無料でできます。

複数店舗を管理していたり、口コミの管理や投稿に多くの時間がかかっていたりする場合には、有料のMEOツールが選択肢になることもあります。

まずは無料でできることを整えてから検討しても遅くありません。

まとめ|まずは、自分のお店を検索してみる

Googleマップの店舗情報を整えることは、特別に難しい集客施策ではありません。

営業時間を正しくする。場所や連絡先を確認する。お店の様子が伝わる写真を載せる。口コミに丁寧に返信する。

一つひとつは小さなことですが、初めてのお客様がお店を選ぶときの安心につながります。

私自身、10年間お店を続ける中で、こうした基本的なことの大切さを感じてきました。

新しい集客方法を探す前に、まずは今あるお店の情報を見直してみる。

そこから始めてみてはいかがでしょうか。

参考資料

確認日:2026年10月13日

  1. Google「Google ビジネス プロフィールを追加またはオーナー確認する」
  2. Google「Google でビジネスのオーナー確認を行う」
  3. Google「営業時間を編集する」
  4. Google「Google に掲載するビジネス情報のガイドライン」
  5. Google「ビジネス プロフィールの写真と動画を管理する」
  6. Google「ユーザーからのクチコミを管理する」
  7. Google「クチコミを増やすためのヒント」
  8. Google「Google のローカル検索結果のランキングを改善するヒント」
  9. Google「Google ビジネス プロフィールを Gemini ウェブアプリで管理する」
  10. Google「Google がビジネス プロフィールとローカル検索結果の情報を入手する方法と、それらの用途」